高価な天丼

近所だし、一度は行ってみたいと、
長いこと思っていた天麩羅屋。
のれんをくぐるまでに掛かった数年の間に、
なぜだか店名が変わってた…、でも中身は一緒みたい。


物凄く落ち着いた雰囲気のカウンター室へ通され、
優雅なオジサマ達の脇に着席し、
天麩羅の揚がる様子を横目で窺いながら
黙って待つこと十数分…。


しっとり系の高価なそれを、
ほどよい緊張感を持ちつつ食べる。
自然と背筋はシャンとして、
落ち着き払ってる風で食事をしている自分がいた。


僕が普段食べているそれに比べたらもう、
味もサービスも全てにおいて上。
でも、出費を考えるとなぁ、ネタをもうちょい…
ウマイモノにはお金が掛かるということか。


追記。
食後のレモンシャーベット、おいしかったです。
撮影できる空気じゃなかったです。